目的
令和6年3月
東京都中央区にある「晴海第三公園」にて、当社が手がけたビオトープの改修工事を行いました。今回の施工では、田んぼ型ビオトープ(田んぼとーぷ)の周辺に設置されている水槽ビオトープの更新と周辺の環境整備を中心に実施しました。
完成フォトギャラリー
施工から10年近くが経過し、田んぼとーぷ周辺の設備(水槽ビオトープ、看板)や植栽の一部に劣化が見られるようになったため、今回の改修に至りました。
主な作業内容は以下の通りです。
- 水槽ビオトープのリニューアル(新規プランターの設置・既存プランターの撤去)
- 植栽帯の整理
- 老朽化した看板の補修
作業にあたっては、ビオトープ内の生き物や植物への配慮を常に念頭に置き、生態系への影響をできる限り抑えるよう丁寧に進めました。
都市の中でビオトープを維持していくには、小さな命を守りながら環境を整えることが非常に重要な視点となります。
施工前

施工後

施工前

施工後



改修のおわりに:地域に開かれた自然の場として
田んぼとーぷやビオトープは、ただ“自然風景を再現する”ものではありません。ここでは、子どもたちが水辺の生き物を観察したり、地域の方々が稲を育てたりと、自然と人とのふれあいが日常的に生まれています。こうした空間は、都市における「自然との接点」としての役割を果たしており、今後も持続的に整備・活用していくことが求められます。私たちはこれからも、都市における自然環境の価値を見つめ、人と自然が共に過ごせる場所づくりに取り組んでまいります。
晴海第三公園とは?~都会の中にひっそりと佇む自然空間~
晴海第三公園は、ビルのエントランスに隣接した都市型公園です。そんな都会の一角に、田んぼの風景を取り入れたのが「田んぼとーぷ(田んぼ+ビオトープ)」。当社が2015年(平成27年)に施工したもので、以来、稲刈りイベントなどを通じて、地域の方々に親しまれてきました。田んぼとーぷの周辺にはプランターを活用した水槽ビオトープも設置しており、生き物や植物を間近で観察することが可能です。身近な場所で自然にふれ、季節の移ろいを感じられるこの空間は、地域の学びの場や憩いの場として、穏やかに根づいています。

