施工体験・環境学習もあわせて行う原っぱ整備(玉成幼稚園/東京都杉並区)
ご要望
本園には、以前メダカ池(ビオトープ)を施工させていただいており、今回は「原っぱ」を新たに設け、より多様な生きものと出会える園庭にしたいこと、あわせて園児が施工に参加できる体験の場としたいというご要望をいただきました。
完成ギャラリー
原っぱは、「子どもたちが自由に入れる場所にしたい」というご要望がありました。一方で、自由に出入りができるようになると、踏圧によって草が育たず、土が露出し、生きものが住む環境がなくなってしまう恐れがあります。そのため、子どもたちが周囲を囲んで関われる小さな原っぱを複数設ける設計としました。
また、園児が日常的に利用する場所であるため、角のない構造や木材のやすり掛けなど、安全面への配慮を重視した設計・施工を行っています。




施工体験
本施工では、園児参加型の施工体験を取り入れました。
施工の過程に関わることで、園庭は単なる遊び場ではなく、自分たちの手でつくり上げた場所としての思い出が積み重なっていきます。
完成後の利用だけでなく、過程そのものを学びの機会とすることも、本事例の大きな特徴です。
施工体験① 土入れ体験
事前に当社で作った木枠の中に土を入れる作業を園児と一緒に行いました。
「やわらかい」「色がちがう」「においがする」など、子どもたち自身の言葉で気づきを共有する時間となりました。
- 年少・年中・年長すべての園児が参加
- 園庭の土と黒土を実際に触り、違いを感じ取ることをねらいとしています。



施工体験② 野草マット植栽
土入れ体験に続き、野草マットの植栽作業を行いました。
「これはどんな形?」「葉っぱがちがう」など、自然に植物への関心が広がる様子が見られました。
- 年少・年中・年長すべての園児が参加
- 植物の形や種類の違いに親しむことをねらいとしています。



施工後の環境学習|季節の自然と触れ合う宝探しゲーム
施工後は、ビオトープと原っぱを活用した環境学習を実施しました。
園庭にある生きものや自然に目を向けることを目的とした、園庭全体を使う宝探しゲームです。
少し見つけにくいカードもありましたが、難易度としてはちょうどよく、子どもたちは楽しみながら園庭を歩き回っていました。
- 探してほしい自然に関するお題を設定
- 園庭内でお題のものを探す
- 見つかった数や発見を発表する






補助金を活用したビオトープづくり
本事例では、東京都の補助制度「東京すくわくプログラム」を活用して実施しました。
当社では、単に補助金を活用した施工を行うだけでなく、すくわくプログラムの趣旨に沿った内容設計から実施まで一貫して対応しています。
