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水質、土壌、自然環境の分析・調査・コンサルティング、植生管理、ビオトープ、屋上緑化など
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代表挨拶

当社は、昭和63年に水環境分析コンサルタントとして設立して以来、平成29年12月で創立30周年を迎えることとなりました。 分析部門では土壌汚染対策の分野で、環境緑化部門ではビオトープ、屋上・壁面緑化、水耕栽培で業務を広げてまいりました。 さらに手作りクラフトビールのお店、「beer++」を開業し、地域に根差した店づくりに励んでおります。


さて、最近私が懸念している世の状況は、一言でいえば、人と人、人と自然生命との分断化が進行していることです。 意図されて作られた虚構のネット空間が横溢し、幻想と嘘が実在環境以上の力を持つに至っています。 これは、人の心の中で虚構が実在環境を凌駕し、虚構による支配が要因となっていると考えられます。 また、実在環境の劣化、無機化が一因になっていることもあるでしょう。

ここで実在環境とは、私たちの全てを取り巻く実在する環境を言います。「実在する」とは、例えば草木がその場所に自生していることです。 その草木よって展開される自然は、実在=真実そのものです。人間が作り出した虚構、仮想、無機的世界は「実在する」とは言えません。


虚構が優占した現代では、バーチャルな情報が個人個人を攻撃するため、人と人、人と自然の濃密なつながりを断絶させ、 共同幻想、妄想により人間社会の分断、亀裂が生まれています。結果的に私たちには不安、侮蔑、嫌悪、憎悪といった感情が満ち溢れ、 それはまさに利便性、快適性、効率性を追求してきた文明の過ぎた結果ともいえます。そのため私たちは心の自由が奪われ、タコツボ化し、ロボット化しているのです。

今の精神的な病の多くは実在環境に対する開放的な感性との交流を失い、虚構に支配された内向な精神構造が原因で生じているとみています。 また、虚構と実在とがない交ぜになり、心の不安定化を推し進めている側面も無視できません。人間性=身体性の回復には虚構を凌駕する、 豊かで確かな実在環境の実現が不可欠です。


このような世の中で私たちに求められていることは、豊かさ、凄さ、美しさ、醜さ、怖さ等、多様な側面のある実在環境の回復に他なりません。 コンクリートで固められた都市に少しでも多くの生命溢れる確かな自然空間を作ること、子供たちが自然生命と触れ合える場と時間を増やすこと、 汚染を無くし安心して生活を営める環境を作ること、生きる上で不可欠な食を支えるため、安全でコストのかからない野菜生産技術を確立すること、 人と人との心がつながるお店づくりを目指すこと。これらが、ささやかな力にしかなりませんが、実在する確かな環境づくりのため、 私たちが取り組んでいかなければならない事柄です。


ここで、名著「苦海浄土」の作者である石牟礼道子氏の一文を紹介します。

「そこでたとえば、一本の老樹は、村にとって世界の中心だった。根元には龍神さまが宿り、潮が干いても巻貝たちが遊んでいた。 枝の先には船がつながれ、繁りあう葉の間で、蝶や小鳥たち羽づくろいするうちに、夕映え色の潮が満ちてくる。 偉大な樹は静かにゆれはじめ、その下で老人と幼女が、沈んでゆく陽を拝んでいた。」(石牟礼道子詩文コレクション2 「花」より)


この文章に描かれている、実在環境との心の交わりによる豊饒な世界は、現代ではほとんど失われてしまいました。 また、かつては人と自然生命と濃密なつながりが存在し、結果的に豊かな想像力を育んでいたのです。


わが社は、虚構やバーチャルな世界に対抗すべく、確かな実在環境の確立を中心テーマに据えながら、 培ってきた知見、技術を生かし、想像力を培いながら不断の努力をしてまいります。

今後とも一層のご支援、ご指導を下さいますようお願い申し上げます。

代表取締役 佐藤修

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