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水質、土壌、自然環境の分析・調査・コンサルティング、植生管理、ビオトープ、屋上緑化など
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Vol.1 新入社員の日々

徳永 咲子

 新緑が目に鮮やかな季節となりました。入社してもうじき一年、今回このコラムを担当させていただく、徳永と申します。本コラムを通して、私たちの仕事の一端でも知っていただけたらと思います。

 さて、今日は昨年度の汗の結晶、埃だらけの作業着を満載した洗濯機をフル回転させた張本人、幼稚園のビオトープに関する話題です。

 学校ビオトープは各地で盛んとなっておりますが、昨年度は、弊社でも初めて、幼稚園にビオトープを造成させていただき、昨日はそこに野草の植裁に伺いました。
 つい一ヶ月程前に完成の運びとなったわけですが、どこからやってきたものか、もうオタマジャクシがひらひらとうごめいて、こんな都会の一隅で、地味ながらまったくたくましいなぁと、驚きいってしまいます。子供の頃、『かえるイジメると雨が降るんだって』とききつけ、バケツいっぱいにアマガエルを集めて、白いおなかをなでてやりながら(決してイジメたのではない・・・)晴を祈念した私には心躍る光景でもあります。今度はここの子供たちがカエルや、光る水面をたよりにこれからやってくるトンボ、鳥、様々な昆虫、そして草木の賑わいを感じながら、小さな隣人たちに目を見張りながら、大きくなっていくのでしょうか。
 「工事のヒト」または「工事のオバサン」(子供たちの称するに)となって、そんな場を提供することに少し力をかせたかナというのは本当にうれいしいことです(とはいえ、不慣れなためか、はたまた要領の悪さゆえか、本当に微力でした)。

 ヤブカンゾウ、ノハナショウブ、ヨメナ、ミツガシワ、コツブヌマハリイ、ヒツジグサなどなど、植裁をちょうど終えた頃に、春の雨がそれを歓迎してくれました。そして、目を転じて、我が社屋の前、麗しい緑広がり、といきたいところですが、只今、昨年度の工事等で出た木ぎれ、ガラ、その他諸々の泥付きのモノ達で、幼稚園とはまた別の賑わいを見せている次第、どこから手をつけてよいのやら、といったところです。

 というわけで、毎日、植物調査、植生管理、ビオトープ工事と、あわただしくも新鮮な日々を過ごしております。

04.04.15

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