環境計量証明事業登録 東京都(濃度)第863号
建築物飲料水水質検査登録 東京都 63水第71号

昭和60年、厚生省(現在の厚生労働省)の「おいしい水研究会」が、“ おいしい水の要件”を数値化して発表しました。

水質項目おいしい水の要件      項目の内容
蒸発残留物30~200mg/L水中に溶解または浮遊している物質の総量。 水を蒸発させても残る主にミネラル等を指します。 量が多いと苦味や渋味が増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味になります。
硬度10~100mg/Lミネラルの中で量的に多いカルシウム、マグネシウムの含有量。 硬度の低い水はクセがなく、高いと好き嫌いが出ます。 カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦味が増します。
遊離炭素3~30mg/L水にさわやかな味を与えますが、多いと刺激が強くなります。
過マンガン酸カリウム消費量3mg/L以下有機物量を示します。 多いと渋味をつけ、多量に含むと塩素の消費量に影響して水の味を損います。
臭気度3以下水源の状況により、様々な臭いがつくと不快な味がします。
残留塩素0.4mg/L以下水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味を悪くします。
水温最高20℃以下夏に水温が高くなると、あまりおいしいとは感じられなくなります。 冷やすことによりおいしく飲めます。